この日記とは別に、人に見せるためのものじゃない、手書きでノートにつけている日記があります。書かない日や一行しか書いていない日が多く、日記とは呼べないかもしれないけれど。
 今日、その日記ノートを使い終わりました。去年の9月5日から使っていたもの。使い切ったのは高校に入ってから、3冊目です。

猫の耳

 群ようこ『鞄に本だけつめこんで』(新潮文庫)という読書エッセイを読みました。学校の図書室本です。
 「2冊目 梶井基次郎『愛撫』(新潮文庫版『檸檬』収録)」の章に紹介されていた猫の耳にかみつくエピソードに見覚えがあって、あれ、読んだ覚えはないけどな、と思ったら、島本理生ナラタージュ』(角川書店)の、泉と小野君の会話の中に出てきた本だったことに気づきました。
 作者名とタイトルがわかって、なんだか嬉しくなりました。読んでみようかな。