一応今年を振り返って何か書こうかと思いましたが、まとまりません……。
 大学入学とか、それに伴い上京とか、初のオフ会参加とかを考えれば、「変化の大きい年」って言っちゃってもいいのかもしれませんが。日々いっぱいいっぱいで過ごしているのも、本を読むことと日々思ったことをこうして発信するのが好きなのも相変わらずで、大して変化してないなあ……と思うのでした。

 なるべく周囲に迷惑をかけないように、なるべく役に立てるように、来年もすみっこで小さくなって生きていたいです。

 この日記を読んでくださっている皆様へ。いつもありがとうございます。よいお年を〜。

今年読んだ本から・大好き本(国内・小説編)

 10冊以内にしようかと思いましたが無理でした。

蝶々の纏足・風葬の教室 (新潮文庫)

蝶々の纏足・風葬の教室 (新潮文庫)

 2006年最初の読了本。『ぼくは勉強ができない』も『A2Z』も好きだけれど、この作品世界の濃密さは殊に印象深かったのです。山田詠美作品、全部読みたいけれど、読むたびくらくらしてしまうので、ちょっとずつしか読めないのです……。


空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

 「感想書いていないけれど好き」な本。文章が好き。雰囲気が好き。


僕はかぐや姫

僕はかぐや姫

 表題作の、「少女」の自意識過剰さ全開っぷりが大好きです(全力で褒めてます)。


ぶらんこ乗り (新潮文庫)

ぶらんこ乗り (新潮文庫)

 静謐な物語。


The End of the World

The End of the World

 短編集。わたしの一押しは『約束』です。


古道具 中野商店

古道具 中野商店

 川上弘美さんの小説だと、今のところこれがいちばん好き。


 小学生のうちに読みたかった。


天と地の守り人〈第1部〉 (偕成社ワンダーランド)

天と地の守り人〈第1部〉 (偕成社ワンダーランド)

 完結を見届けたいシリーズです。


永遠の出口 (集英社文庫(日本))

永遠の出口 (集英社文庫(日本))

 わたしも「永遠」に弱い子どもだったので。


ライオンハート (新潮文庫)

ライオンハート (新潮文庫)

 恩田陸作品あんまり読めてないなあ……。今年読んだ中では、『蒲公英草紙』も『蛇行する川のほとり』も好きです。


丹生都比売

丹生都比売

 すごく惹かれる。


銃とチョコレート (ミステリーランド)

銃とチョコレート (ミステリーランド)

 新作が出ただけで嬉しい。読めてなお嬉しい。


しゃべれどもしゃべれども (新潮文庫)

しゃべれどもしゃべれども (新潮文庫)

 今年は、『一瞬の風になれ』以外すべての佐藤多佳子作品を読んだはず……。裏表紙の紹介文でちょっと興ざめして、読むのを先送りにしていたのですが。読んでみたらすごくおもしろかった。


100回泣くこと

100回泣くこと

 うーんうーん言葉にできない。再読したらまた感想書きたいです。

 

白河夜船 (新潮文庫)

白河夜船 (新潮文庫)

 『TUGUMI』と悩んだのですが。今年読んだよしもとばなな作品の中では、これが一番好き。


探偵伯爵と僕 (ミステリーランド)

探偵伯爵と僕 (ミステリーランド)

 S&Mシリーズは、あんまりのめりこめずに『笑わない数学者』どまりなわたしなのですが、これは心から楽しめました。


クドリャフカの順番―「十文字」事件

クドリャフカの順番―「十文字」事件

 小市民シリーズも『さよなら妖精』も好きなので、今年読んだ中からどれを挙げようか迷いますー……(『ボトルネック』は未読なのですが)。

今年読んだ本から・大好き本(国内・エッセイ編)

今年読んだ本から・大好き本(海外・小説編)