午前0時頃のこと。部屋に入れなくなりました。例によって鍵を中に置いたままドアを閉めてしまいました。
 夜中なので、寮母さんが受付にいません。
 ……こんな自業自得のできごとのために寮母さんを起こすのも気が引ける……というわけで、それからずっとパソコン室にいました。寝ようと思ってつっぷしてみたけれど眠れないので、テスト勉強したり(夜中に部屋の外に出たのは、友達とテストのことでちょっと相談していたからなので、教科書は持っていたのだ……や、ほんとはもう終わりにして部屋で寝るつもりだったのですが)ネットしたりしつつ朝を迎え、無事寮母さんに鍵を開けてもらいました。
 オートロックなんか嫌いだ……とちょっと思いました。忘れた自分が悪いのだけれど。……数えていないけれど、まさか、「中に鍵を置き忘れて部屋に入れなくなって寮母さんを呼んだ」回数、そろそろ二桁になったんじゃないだろうか……だ、ダメ人間だあ……。

 そんなこんなであんまり寝ていない状態で学校に行ってテスト受けてきました。今日でテスト終了です〜。
 お昼ごはんをKちゃんといっしょに食べました。その場のノリでいろんな話をしました。「お客様の中に探偵はいらっしゃいませんか」というKちゃん発言がツボに入りすぎてずーっと笑ってました……。
 帰る途中に書店に寄って守り人シリーズ最新刊を買って、さっそく電車の中で読んでたら熱中してしまって乗り過ごしました。

上橋菜穂子 『天と地の守り人 第二部』 偕成社

天と地の守り人〈第2部〉 (偕成社ワンダーランド 33)

天と地の守り人〈第2部〉 (偕成社ワンダーランド 33)

 侵略する側も、単なる「悪役」ではなくて、侵略することが平気な「人間」として描かれているところがいいと思う。カンバル王が、失敗すること・重臣たちに失望されること・影で笑われることを恐れている(人からの評価をとっても気にしている)人物像なのが興味深い。

 ……がんばって冷静に感想書こうとしてみた(上橋さんすごいですーだの、登場人物全員愛しいだの、叫びそうなので)。