2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧
乾くるみ 『イニシエーション・ラブ』 原書房 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア 『愛はさだめ、さだめは死』 ハヤカワ文庫SF 古川日出男 『アラビアの夜の種族1』 角川文庫 古川日出男 『アラビアの夜の種族2』 角川文庫 古川日出男 『アラビアの夜の種族…
かあさんのこころ作者: 内田麟太郎,味戸ケイコ出版社/メーカー: 佼成出版社発売日: 2005/05/01メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (3件) を見る くまの悲しげな瞳に見入ってしまう。猿蟹合戦 (新・講談社の絵本)作者: 井川洗がい出版社/メーカー: …
「僕だけが とどのつまり 未体験なゾーンにいるようで」 このエントリ前半に、触発されて書きました。 わたしは、虚構すらかすむような現実にいたことはないけれど、でも、「生きてくのは大変だ」といつも思ってました。覚えのある限り物心ついた頃から悲観…
ゆと部ラジオ 自分が参加したラジオだけ紹介してしまいましたが。同日収録のゆと部男子ラジオ、おもしろかったです。はてなアンテナの話とか。 それにしても、わたしは「何を言うか」を考える時間が長いことが多いから(考えてるうちに話題が次に移ってたり…
宇宙人のしゅくだい (1981年) (講談社文庫)作者: 小松左京出版社/メーカー: 講談社発売日: 1981/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る ああ、小学校の教科書に載ってた『宇宙人のしゅくだい』って小松左京の作品だったのかー!失礼なことに星…
大学の図書館のカウンターからほんのちょっと離れたところで、学生証を取り出したのに、カウンターに借りたい本を差し出したときにはそれが消えているという事態が起きました。慌てました。「落ちてましたけど、これですか」と拾ってくれた人が来てくれて解…
ゆと部ラジオ第6回 違うIDを名乗る人が毎回必ずいるのです 「白熊」という単語に思わず反応して「透明ポーラーベア」と口走ってしまったのですが、ラジオで聞いたらその一言が妙に浮いてて恥ずかしかった(というかそもそも自分が喋ってるのを聞くのが恥ず…
わたしはどうしてフィクションの中の女の子、あるいは女の子同士の関係性にときめくことが多いのだろう、と考え続けている。 三浦しをん『むかしのはなし』を読み返した。収録作品の中で、一番印象に残っているのは「ディスタンス」だったりする。好き、とい…
わたしにとって、本を読む気が起きない時というのは、少しばかり調子の悪い時です。食欲がない時と同じような感じ。
ロタ人まで登場させるのかー。 ジャッジ……ジャッジて……お願いだからカタカナ語使わないでと言いたくなってしまう(原作信者)
学校文化とジェンダー作者: 木村涼子出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 1999/10/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (2件) を見る 授業で、第八章の「少女小説の方程式」を読みました。 1993年の、小・中学生を対象に「あなたは…
有島武郎 『小さき者へ・生れ出ずる悩み』 岩波文庫
メモ。 「絵本と児童文学の中の母親像」(夏休みの課題) 今日取り扱った絵本。よるくま作者: 酒井駒子出版社/メーカー: 偕成社発売日: 1999/11/01メディア: 単行本購入: 10人 クリック: 165回この商品を含むブログ (126件) を見るぼく おかあさんのこと…作…
あんまり本読めてなくてもどかしい。
本のデザインをされている方のお話を聞く機会がありました SFファンタジー:女性性と男性性 ネオ・ファンタジー:映画「エラゴン」を観終わりました。来週レポート提出だー。
『地球へ…』2巻を読みました。
わたしがここに書いた文章を読む時間をもつ誰かがいるのは、すごく嬉しいことだなあ、という気持ちがわきあがってきたので言います。読んでくださってありがとうございます。 ……ここは、ほんとに、わたしにとってはただの「日記」で、わたし以外の人にとって…
番茶菓子 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)作者: 幸田文,勝又浩出版社/メーカー: 講談社発売日: 1993/11/02メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (16件) を見る 話全体に漂う中年の女の女臭、あるいは女醜、あるいは女愁をかんじた。(P.87…
ゆと部のオフ会でした。
小説すばる 2007年 07月号 [雑誌]出版社/メーカー: 集英社発売日: 2007/06/16メディア: 雑誌この商品を含むブログ (5件) を見る 買いました。お目当ては佐藤多佳子と荻原規子の対談です。 電車の中で京極夏彦「GAS NOTE」読んでてふきだしそうになりました。…
サグとナユグ、二つの世界の重なり合いが映像化されてて感動した 「花の蜜の酒」って……伏線だよね……? サヤはほんとにいい子だなあ
授業で先生が回覧する絵本の中には、ときたま「御書評の機会がございましたらよろしくお願い申し上げます」と書かれた手紙がはさまったままになっていることがあります。ふむふむこういう手紙を添えて謹呈というのはなされるのかと興味深くて、そちらも読ん…
http://www.lingr.com/room/yutobu/archives/2007/04/19#msg-8938561 ちょっと違うけれど。わたしみたいな地味女子は音楽なんかに手を出しちゃいけない、馬鹿にされそう、みたいなことを思ってた小中学生の頃を思い出しました(今もちょっと引きずってるかも…
今日のSFファンタジー概論は、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアについての講義でした。 ネオ・ファンタジーでは映画「エラゴン」観ました。 授業は楽しいけれど期末こわいなー。レポートこわいなー。
超・ハーモニー (講談社文庫)作者: 魚住直子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/07/12メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (9件) を見る もしあの背中をナイフで刺したらどうなるだろう。母親の体から真っ赤な血がふきだすのだろ…
非・バランス (講談社文庫)作者: 魚住直子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/05/16メディア: 文庫 クリック: 11回この商品を含むブログ (28件) を見る あそこにもひとつ、私の知らない悩みがあるのだ。(P.80) 段落の最初、一マス空けていないのが気にな…
強い女の子たちはたいがい、強い男の子たちのグループと接触が多く、性的にませていて、「はやっている」とされる服を身につけ、髪型をしょっちゅう変える。連れ立ってトイレに行き、鏡の前でブラシをかけ、リップクリームなど塗りたくっている。 (中略)彼…
前回、前半を観たところで時間が来てしまった、映画「ジェニーの肖像」の続きを観ました。 ここのところこの授業ではタイム・ファンタジーを取り扱っていて、今日は萩尾望都「マリーン」が一例として取り上げられたのだけれど……漫画なら、紺野キタ「残夏」(…
今日持ち歩いていた本は、草野たき『透きとおった糸をのばして』と幸田文『番茶菓子』の2冊。 学校帰りに本屋さんによって、フリーペーパー「ゲドを読む。」をもらってきました(ちなみに色は青です)。
透きとおった糸をのばして (講談社文庫)作者: 草野たき出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/06/15メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (8件) を見る 中学二年生の香緒は、いとこで大学院生の知里と二人暮し。そこへ、知里の友達だという、る…