天才えりちゃん金魚を食べた

天才えりちゃん金魚を食べた (いわさき創作童話)

天才えりちゃん金魚を食べた (いわさき創作童話)

 ブックオフで発見。懐かしくてついつい買ってしまいました。
 1984年生まれの著者が第8回福島正実記念SF大賞を受賞してデビューしたのは、6歳の時。わたしがこれを初めて読んだのは、たぶん小学一年生の時です。

ぼくのお父さんは、九大をでている。
九大というのは、九州大学のことである。
ぼくは、三才のころまで大学というのは、
一大から十大まであると信じていた。
十大、すなわち、東大だとおもっていた。

 「小学生の童話作家」だった彼は、どんな大人になっているんだろう。