今日は学科別ガイダンスでした。
 推薦合格者に出された課題(入学前に提出したもの)が今日返却されました。先生のコメントが載ったプリントつきで。
 創作するか評論書くかしなくちゃいけない課題で、わたしはどーしても「物語を書く」ことができなくて(読んだ本の影響をもろに受けすぎて、パクリの域に達する……というかむしろ二次創作みたいになるし。「こんなこと考えちゃってる書いちゃってる自分ってば恥ーずかしー」という意識が先に立って、進めなくなるし)。
 結局、森絵都『つきのふね』で評論もどきを書いたのでした(あさのあつこ『ガールズ・ブルー』とどっちで書こうかぎりぎりまで迷った)。評論というか読書感想文でしかなかったよあれは……。でも、大好きな先生からのコメントに「『アーモンド入りチョコレートのワルツ』は、読まれたでしょうか。どんなふうに思うか、聞いてみたいです」とあったので、たいへん嬉しかったです。書いてよかった。

松村栄子 『Talking アスカ』 ピュアフル文庫

Talkingアスカ (ピュアフル文庫)

Talkingアスカ (ピュアフル文庫)

 とりわけ白紙のまま放置された自分の未来から解放されるものならされてみたい。(P.128)

(初出一覧)

  • 「悩める女王さま」 楡出版『飛ぶ教室』1993年別冊号
  • 「Talking アスカ」 進研ゼミ『高1 My Vision』(2005年度6月〜3月号掲載)
  • 「窓」 福武書店海燕』1996年1月号
  • 「高級な人間」 書き下ろし


 「窓」が一番好き。「Talking アスカ」をリアルタイムで読めた進研ゼミ受講者の高校一年生が羨ましい……。