読了本

嗤う伊右衛門
嗤う伊右衛門」(京極夏彦

 おどろおどろしい、とか恐ろしい、というよりも・・・ただただ幸せから遠ざかっていってしまう登場人物たちの姿が、哀しかった。「東海道四谷怪談」がベースとなのですね。「四谷怪談」は中学のとき、あまりの怖さに飛ばしまくって読んだので、あんまり話の筋を覚えていないのですが。