バッテリー (角川文庫)
 「バッテリー」(あさのあつこ)とかちょこちょこ再読してみました。主人公の原田巧が、ずっとバッテリーを組んでいた修に「オレが原田さんの球をちゃんとキャッチングできるようになるまで、どんくらい練習したと思うてるんですか」と言われて、「練習しなけりゃ、俺の球を取れなかったんだろ。自分のための練習で、おれに恩をうるなよ」と答えるシーンで、「なんて奴なんだー!!」と思ったものです。でも、周囲の人間を戸惑わせたり傷つけたりしてしまう彼のプライドの高さは、確かな才能と努力に裏打ちされたものなのですね。・・・こんなこと書いてたらむちゃくちゃ?が読みたくなってきた・・・明日買ってこようかな、どうしよっかな。
 ・・・あ、そのまえに学校の図書室から借りている「虚空の旅人」(上橋菜穂子)読まなくちゃ・・・うん。