県下一斉テストに村山由佳さんの「天使の卵」

天使の卵 エンジェルス・エッグ (集英社文庫)

天使の卵 エンジェルス・エッグ (集英社文庫)

 P6の7行目からP9の1行目にかけての文章が出題されていたのですよー。私この本3回ほど再読しているので、問題見た瞬間びっくりしてしまいました。

 ・・・読んだことある文章だったからって、ちゃんと問題解けてるかはわからないけれど(笑)、なんだかうれしかったです。

 テスト後シギさんが「これ読んでみたいー」って言っていたので、おすすめしまくっておきました。

 この本の解説に抜粋されている、村山由佳さんの小説すばる新人賞受賞のことばが、すごく好き。引用してみます。

格調高い『文学』でなくていい。すべての人を感動させられなくてもいい。ただ、読んでくれた人のうち、ほんの何人かでいいから心から共感してくれるような、無茶苦茶せつない小説が書きたい。