マンガ版バッテリー1
- 作者: あさのあつこ,柚庭千景
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/03/17
- メディア: コミック
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巧が新田市に来る前にバッテリーを組んでいた、修が登場するエピソードがなかったのは残念でしたが。
「おれが原田さんの球をちゃんとキャッチングできるようになるまで、どれだけ練習したと思うてるんですか」
「練習しなけりゃ、俺の球を取れなかったんだろ。自分のための練習で、おれに恩をうるなよ」
・・・巧くんの性格がよく表れているシーンだなぁ、と思っていたので・・・ここは個人的にははずしてほしくなかったのです。
「子供だとか小学生だとか中学生だとか関係ないこと全部捨てて おれの球だけを見ろよ」のシーンの巧は、ASUKAに掲載されていたものより大幅に修正されていたような・・・こっちの方がかっこいいと思います。
あと、裏表紙の紹介文では、何だか普通の友情物語っぽく感じられてしまうのが気に入らない(何を偉そうに)。
文句ばっかりつけてますが柚庭千影さんの絵も好きですし、ほぼ原作に忠実なのもうれしいです。これからもマンガでどんな風にバッテリーが表現されていくのかが気になります。巻末の取材記もおもしろかった。