子どもと大人、とか

彼らは一見大人の論理で寛司と対等の立場にあると見せかけているくせに、実は親の論理を寛司の喉元に突きつけ、彼に子どもとしての論理で大人の問題を解決することを迫っているのだ。寛司は最初からひどい劣勢に置かれている。

 『ネバーランド』(恩田陸集英社文庫)P152より。今日この本を再読した時に、ネゴシ(id:negosi)さんとこのチャットに参加した時の話題(議題?)を思い出しました。