ゆきむすめ
小さいころに読んだ絵本に、「寒い冬にも、みんなといっしょに焚き火にあたったりせずに、冷たい川に手をひたしていた女の子がいて、その子は焚き火にあたった途端に消えてしまった」というお話があったのを覚えていました。
内容はひどく印象的だったものの、タイトルはどうしても思い出せず、歯がゆい思いをしていたのですが・・・数日前に読み終えた『えほんのせかい、こどものせかい』(入学前課題の課題図書)という本の中に、『ゆきむすめ』という絵本が出てきたのです。もしかしたらこれかもしれない、とamazonで検索してみたところ、当たりでした。
- 作者: 内田莉莎子,佐藤忠良
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1966/12/15
- メディア: 単行本
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子のないおじいさんとおばあさんの所にきた、美しい女の子は、たき火をとびこしたとき……。澄んだ美しい感動的なロシアの民話です。
ロシアの民話、だったのかあ・・・。
ちなみに、日本にも大変良く似たお話があるようです。
ゆきんこのはなし―ゆきむすめ (チャイルド絵本館―日本の昔話)
- 作者: 武鹿悦子
- 出版社/メーカー: チャイルド本社
- 発売日: 1993/12
- メディア: 単行本
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子どものいない老夫婦は、雪の日に神様から可愛い女の子を授かります。二人は大喜びで娘をかわいがりますが、春がきて夏がくると娘はすっかり元気をなくします。村祭りの晩、みんなと同じようにたき火を飛び越すように言われた娘は…。