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近くにいたいとか 手を繋ぎたいとか
そりゃもう数え切れないぐらいの欲求を噛み殺してて
そのくせ僕は 一度だって自分から君を抱きしめたことはなかった
なぜって。
君が僕の「絶望」だから。
自分から近づいて 拒絶されるのが怖かった。
突き放された後 言い訳できなくなるのが怖かった。
僕は一度だって自分から君を抱きしめたことはないのだと。
君は勝手に僕を抱きしめて 勝手に居なくなったのだと。
そう言い訳できなくなるのが怖かった。
水珠(http://shirayuki.saiin.net/~sora/)日々葉 2004 12/2 23:00 - 23:05より