ぼくは勉強ができない(山田詠美)/新潮文庫

ぼくは勉強ができない (新潮文庫)

ぼくは勉強ができない (新潮文庫)

 この作品と出会ったのは、高校受験の国語の問題集。問題文として引用されていた部分が「中間試験が終わると、あたりは、あっという間に夏の気配を漂わせる。薄着になった女の子の姿を見るのは楽しいものだ。けれど、試験の結果を知るのは、あまり気分の良いものではない」から、「脇山、恋って知ってるか。勉強よか、ずっと楽しいんだぜ」までだったことをはっきり覚えています。よっぽど印象的だったんだろうなー…