17歳

 『樹上のゆりかご』ノベルス版の夏郎のイラストは…。ちょっとちがう…。この可愛い絵柄だと仕方ないかもしれないけれど、こんな美少年オーラを発してたら夏郎じゃない…とかって思ってしまうのでした。


 それはさておき。

(……そういえば、十七歳になったんだ。なんて年とってしまったんだろう……)

 P.72に出てくる、ひろみのつぶやきなのですが……たぶん、初めてこの本を読んだときには、わたしはひろみより年下だったから、なんとも思わなかったのだろうけれど。今読むと、なんだか、感慨深いものがあります……。