ナルニア

 昨日、ゆずるちゃんたちと帰る途中、「ナルニアは最終巻でやっと心からおもしろいと思えたよ!」と言ったら、「おもしろくないのに最終巻まで読んだのがすごい」と言われました。……うーん。おもしろくない、というかなんというか。
 この日記に、「6巻の『魔術師のおい』でようやっとはまった」って書いたこともあったけれど(高3のときに読んだのだ)。たぶん、6巻までは、「うーん、おもしろくない」と思ったり「あ、でもそうでもない、やっぱちょっとおもしろいかも」と思ったり、行ったり来たりしつつ読み進めてたんですね。いまいち世界の中に入り込めないまま。それが、7巻で、ぐあーっとラストに向かっていったところでやっとこさどっぷり物語に浸ることができた感じだったので……やっぱり、「心から」おもしろいと思ったのは、最終巻ってことになるんだろうなあ。

さいごの戦い―ナルニア国ものがたり〈7〉 (岩波少年文庫)

さいごの戦い―ナルニア国ものがたり〈7〉 (岩波少年文庫)