お姉さん嬉しいよ

天と地の守り人〈第1部〉 (偕成社ワンダーランド)

天と地の守り人〈第1部〉 (偕成社ワンダーランド)

 昨日、「読んでしまうのがもったいない」と書きましたが、読んでしまいました……。
 わたしが、この「守り人シリーズ」第一作目の『精霊の守り人』を読んだのは、5年前、中学生の時のことでした。
 そのとき11歳だったチャグムが、今作では16歳ということで……なんだか、作中の時間が、自分と同じスピードで流れているような気がして。「チャグム、大きくなったね…!お姉さん嬉しいよ!」と言いたくなってしまうような心境なのでした。
 作中で、各国の内情が明かされるたびに、希望をもったり絶望したりでがくがく揺さぶられました。続きが読みたい……結末を見届けたいです。