阿部夏丸 『オグリの子』 ブロンズ新社

オグリの子

オグリの子

 『たにし』『鬼やんま』『オグリの子』の3篇が収録されています。うーん、どれも少年たちの話なのだけれど、彼らの気持ちの変化をもっと掘り下げて描いてほしかった……と思うところが多かったです。
 表題作、競馬が重要なモチーフとして登場する小説って初めて読んだかも。