方言の話

 地元の方言を使う友達とか親とかと電話すると、話し方がころっと変わる自分にびっくりします。なんか、東京にいると標準語になってしまうのです……いや、ひょっこり方言になってしまうこともあるしイントネーションもたぶん直ってなかったりするのだろうけれど。
 うーん、東京にいるからって、「標準語をしゃべらなきゃ」って思ってるわけじゃないのですが。環境によって、勝手にスイッチが切り替わるらしくて。なんだか、標準語をしゃべる自分って、自分にとってちょっと気持ち悪いんですが。あ、標準語でかつ丁寧語のときならそうでもないのだけれど。
 具体的には、「〜してるの?」「〜じゃないの?」って類の、「の」で終わる言い回しが特に。人が使うとなんとも思わないのだけれど、自分が使うとすごく違和感がある。上京することになるまでの18年間、「〜しとっと?」「〜じゃなかと?」って、「と」で終わる言い方を使ってきたせいか。