池田理代子 『ベルサイユのばら』1〜5 集英社文庫

ベルサイユのばら 1 (集英社文庫(コミック版))

ベルサイユのばら 1 (集英社文庫(コミック版))

 図書館から借りて読みました。おもしろかった。
「心のみにくい実子と、心の清い継子」が昔話にはよく出てくるけれど、ロザリーの性格は「心の清い継子」そのものだなあ、と思った。もちろん昔話ではないから、そんなロザリーが抱えた葛藤も描かれるのだけれど。清く正しくやさしく、最後には幸せになる、昔話の主人公みたいな子だなあ、という印象でした。