過去日記は突っ込みどころ満載

センセイの鞄 (文春文庫)

センセイの鞄 (文春文庫)

「育てるから、育つんだよ」(中略)
「恋情なんて、そんなもんさ」大叔母は、言ったものだった。
 大事な恋愛ならば、植木と同様、追肥やら雪吊りやらをして、手をつくすことが肝腎。そうでない恋愛ならば、適当に手を抜いて立ち枯れさせることが安心。(P.224)

 A5サイズのノートにつけている方の日記に、ここが引用されていて、その下に「うわああしみるーわたし大事に育てる気満々だったんだけど枯れさせないとだめかな!」と書いてある日がありました。
 落ち着け自分、と言いたい。