枡野浩一 『漫画嫌い』 二見書房
- 作者: 枡野浩一
- 出版社/メーカー: 二見書房
- 発売日: 2000/06
- メディア: 単行本
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でも、とにもかくにも胸を張って言えるのは、私という個人が心から面白いと感じた作品しか紹介しなかった、ということです。私という個人がどういう人間であるのかを告白しながら漫画を紹介し、漫画を紹介することによって自分の輪郭を確認していった、そんな二年の歳月だったと思います。
「ある作品と枡野浩一との距離」をできるだけ正確に読者へ伝えることによって、読者が「自分と波長の合いそうな漫画」にうまく出会ってくれたら……そんなふうに考えながら、試行錯誤を重ねてきました。
まえがきより引用。
プロの方の、ものを書く上でのスタンスに、「共感した」というのもなんだか気が引けるのだけれど……共感しました。このブログで、どんな作品が好きか、それのどこが好きかを語ることで、読んでくださる方が波長の合う作品と出会う「きっかけ」を作れたら嬉しい、とずっと思っているから。
それにしても最近おざなりにしか本の感想書いてないなあ……なんとか時間作って書いていきたいものです。
今日のできごと
大学図書館に行って、市立図書館二つ回って、お買い物して帰ってきました。一つ目の市立図書館に行った時点で、借りた本が重くって、いったん家に帰ろうと思っていたのですがうっかり乗るバスを間違えました……おまけに雨まで降ってくるしっ……。もういいやといっぺんに用事をすませてから、重たい鞄を抱えて家にたどりつきました。
今週のはじめ、自分でびっくりするほどふさぎこんでいて、この「がたがきている」感じはなんなんだろう、なんでいつもはなんでもなくやり過ごせることがこんなにつらく感じるんだろうと思っていたのですが、そういう気分からはやっと脱することができたみたいです。よーし、授業の課題がんばるぞー。
枡野浩一 『君の鳥は歌を歌える』 マガジンハウス
- 作者: 枡野浩一
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 1999/10/01
- メディア: 単行本
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神様というのは君のしたことを悲しんでいる誰かのことだ
久しぶりに泣いた気がする
すごくずるいことをした気がする