居心地の悪い好かれ方

 異性苦手っぽいとか本好きだとかいうわたしの構成要素から、わたしを「内気な文学少女」キャラに仕立て上げる人がいるけれど……いや仕立てるだけならいいんだけど、ネタとしてそういう風に扱ってもかまわないけど、本気でそのキャラを恋愛対象にされたら困るのだ。現実のわたしはただの引っ込み思案で根暗で現実逃避してばっかりのダメ人間なんだから。

 しかし、そういう二次元にいるようなキャラを付与される可能性のある性格をしているのに加えて、小柄・黒髪・地味・可愛くもない美人でもない(要するに「自分でも手が届きそう」と思われる範囲)というわたしの外見だと、ほんとに好かれちゃうことが稀にあるのだと近年わかってきた。「自分が補ってあげるべき欠点を持った」「自分が守ってあげなきゃいけない」女の子扱い、というか……ラノベ・アニメ・ゲーム等のヒロイン扱いされてるような感じがして、たいへん居心地の悪い好かれ方、だったりするのだ。

 失礼な言い方だけど。もしこんなことをわたしなんかを好きになってくれた人に言ったとしたら(言ったことないけどね)、きっと、そんなことないよって否定されると思う。否定されたらどうにもできない、相手の心をのぞけるわけじゃないんだから。

 こういう好かれ方の場合と、そうじゃない場合(ってなんて言えばいいのかわからないけれど)との差異なんてきっとわずかしかない。でも、こういう時……その人が求める物語のヒロインに当てはめられた時って、すごく疲れる。

なおってくれー

 風邪をひきずってます。なかなか完璧に治ってくれないー。
 咳が出続けて辛かったので、うっかり学校を休んでしまいました。寝てたらちょっと回復してきたような気がして、バイトにはなんとか行ったけれど。

更新さぼってた

 金曜の演習での発表準備(レジュメ作成とか)でばたばたしたり、発表の後大好きな先生に「○○さんのしずしずとした声で読み聞かせされると不気味さが増していいですね*1」バイト先でバイト仲間の美少女に「声もかわいいですね」と言われて浮かれたり、友達の家でごろごろしたりしているうちに、更新しないまま一週間過ぎていました。あ、今日は村上春樹世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』読み終えました。おもしろかったー。

*1:絵本を指定されたリストの中から1冊選んで分析して発表、という課題だったのです。ちなみにわたしが選んだのは『かちかちやま』(小澤俊夫再話・赤羽末吉絵)