昨日聞いて、唖然とした話。

 今年の全国高等学校総合文化祭の日本音楽部門は、台風で暴風警報が発令したため、一部開催することができず、審査が行われなかったそうです。
 これだけでも悲劇だーっと思ってしまうのですが。

 いつもなら、上位に入賞した学校は東京公演に出ることができるのですが。今回は審査されていないため、今回の出場校の中で東京公演への参加を希望する学校の中から、実力関係なしの抽選でそれを決めたらしいのです。ところが、うちの県代表だった学校の先生は、生徒にこういう話があることを伝えていなかったそうです。
 つまりそこの生徒は、自分たちが希望して抽選に参加すれば、東京公演に出るチャンスがあるということを知らなかったわけです。

 ・・・ひどいと思うのですが。東京公演・・・国立劇場で演奏できるような機会が、6分の1くらいの確率で巡ってきたかもしれないのに。知らせないなんてあんまりだ。

 あ、この話を教えてくださったのは週1回レッスンしてくださるプロの先生なのです。先生は他の学校の箏曲部も指導されて(県代表になったチームもこの先生が教えていらっしゃいます)いるのですが、「今回の器楽コンクール(8月6日・7日の日記参照)では○○○(うちの学校名)の箏曲部がずば抜けていた」とおっしゃったのです。・・・自分は貢献していない、というかむしろ足手まといになっているのではないかな、という気持ちが強くて。自己嫌悪が募って鬱々としていたときもあったし、今だってそんな状態になるときが、無いわけじゃないけれど。やっぱりうれしい・・・。