佐野洋子 『わたしが妹だったとき』 偕成社

わたしが妹だったとき

わたしが妹だったとき

 佐野洋子さんは、川上弘美さんの『神様』のことを「どこでも夢の中の感じ」と評されていたのですが(参照:http://d.hatena.ne.jp/sagara17/20060408/p2)、この『わたしが妹だったとき』も、寝ているあいだに見る夢みたいな感じがします…。(もちろん、川上弘美さんの作品とはまた違う味わいだけれど)
 脈絡がないのに妙に説得力のある感じが、夢の中みたいで。