2006-08-11 ■ 読書 ハッピーバースデー―命かがやく瞬間 (ときめき文学館)作者: 青木和雄,加藤美紀出版社/メーカー: 金の星社発売日: 1998/01/01メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 258回この商品を含むブログ (16件) を見る 去年、とっても批判的な感想を書いた本なのだけれど。図書館で読み直してみたら、前に読んだ時にとっても気になった、稚拙さとか都合のよさがあんまり気にならなかった……。初読のときは、「なんでもかんでも安易につめこむなー。一生かけて折り合いつけてく問題じゃないのかー」とか、「田舎をただ自然いっぱいのいいところとして安易にもちあげるなー」とかいろいろ気になってつまずいたのですが……今回は、あんまりつまずかないで読めて。いや、やっぱり、周囲の人々が態度を変えるまでの過程などが安易すぎると思ってしまうけれど。じーんとくるところもあって…一つの物語として受け入れることができた気がします。どういう心境の変化だろ……。