せつめいできない

 荻原規子『薄紅天女』の阿高と藤太の関係は「絆の強さ」と受け取ってときめいたのに、坂木司『青空の卵』の鳥井と坂木の関係はべたべたしすぎだと感じて引いた*1。精神的な結びつきの強さは同じくらいの気がするんだけどなあ……。この、「ときめく」と「引く」の境界線を自分でもうまく説明できないです。作中での描かれ方が自分の好みに合うかどうかの違い、としか言いようがなくて。

*1:追記。そ、そもそもこの二つを比較するのはそもそも無理があるのだけれど