びっくりした

 「斉藤和義伊坂幸太郎がコラボ」って見出しをあるサイトで見て、伊坂さんが作詞したのかと思って最初びっくりしました。違うんですね。

斉藤和義さんのアルバム『紅盤』の中に伊坂さんが書き下ろした『アイネクライネ』を基に斉藤さんが作った曲が収録されています。

「僕は『小説家は小説だけ書くべきだ』って気持ちが強くて・・・・・・。今回も最初、斉藤さんから作詞の依頼をいただいた時、すごく嬉しかったんだけど、妻に話したら即座に『やらないよね?』って言われちゃいまして(笑)。それは『あなたは作詞は素人なんだから、調子に乗るなよ』ってことで、ある意味とても正しいんだと思うんですけど、その時は、『ええ?』と思いました(笑)。それで、『本業の小説なら書けます』ってことを改めてお伝えして、今回の形になって。」

 『アイネクライネ』が掲載されている「papyrus vol.11」は確認していないのですが、ファンサイト「無重力ピエロ」からの引用です。

 ……小説家が作詞をしたケース……というと。恩田陸さんが『ネバーランド』がドラマ化された際主題歌の作詞を手がけてたことがぱっと思い浮かぶなあ……。あ、あと柳美里さん。