精霊の守り人 第二十話

  • ほんとうに、原作とは別物だなあ、と思います(いい意味で)
  • 原作では悪役(いや、「悪者」ではないのだろうけれど、器の小ささやら何やらで主人公側からすると邪魔者になってる人)だったキャラもなかなかいい奴として描かれているし。
  • バルサ・タンダ・チャグム・トロガイ師がいっしょに狩穴に向かい、冬ごもりの準備をするさまが丁寧に描かれているので、「家族」って感じが強められてる気がする
  • というか、前回バルサがチャグムに言った台詞に「親に刃物を向けるとはどういう了見だ!」っていうのがあったけど、原作ではバルサがこういう風に自分が「親」だと明言する場面はないんですね。親代わりなのはたしかだけれど、あくまで「名づけようのない、守る者と守られる者との関係」だった気がする。そこを「親子」として、タンダたちも含めて「家族」として描くことに、アニメは重点を置いているような。
  • 活字とは違って、4人が同じ空間にいて寝食をともにしているところを映像で「見て」いるから、「家族」って印象も強くなってるのもあるかな。
  • 紅葉とか霜とか相変わらず風景がきれいだ。
  • 来週はバルサの過去編だー!楽しみ楽しみ。