ハチクロと恋する伊勢物語
高校時代、『ハチミツとクローバー』を読んだ時に、好きな女性の使ったタオルに顔をおしつける云々のエピソードが出てきて、これってなんか、似たようなエピソードを詠んだ短歌があったなあ……俵万智だったなあ……たぶん中学生の時読んだ『恋する伊勢物語』の中に出てきたはず……とずっと気になっていたのですが、今日やっと確認しました。本編じゃなくて解説の中で引用されていたのでした。
第六十段には「五月待つ花橘の香をかげばむかしの人の袖の香ぞする」という歌があったが、『かぜのてのひら』には、
君が使いしタオルと気づく思いきり君の匂いをかいでしまって
(後略)
これでした。確認できてもやもやが晴れたー。
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