ハッピーバースデーといえば

 『ハッピーバースデー―命輝く瞬間』(青木和雄・金の星社)は・・・売れているようだけれど、「これなら泣けるだろう」というエピソードがただただつめこめれているように感じたのと、周囲の人々が態度を改めるまでの過程などが安易すぎるように思えたので、ちっても心に響きませんでした。ひねくれ者でごめんなさい。

 同じ『ハッピーバースデー』なら、さとうまきこさんの『ハッピーバースデー』(あかね文庫)の方が断然いい、とわたしは思っているのでした。

 追記:えらい批判的な感想になってましたね(汗)。や、心が痛んだり言葉が突き刺さったりしたところもあったんです。でも「そんなに簡単に人って変われるかねえ」というひねくれた見方をしてしまって、あちこちでひっかかってしまったので、素直には感動できなかったという・・・