『黄色い目の魚』(佐藤多佳子/新潮文庫)より。

なんで、この人はこんなに偉そうなのかなって考えた。須貝さんだけじゃない。文芸部の人は、だいたいこんなふうな口のきき方をしていた。本や漫画や映画についてしゃべる時、自分一人が神様みたいな……。それで、ほかの神様の存在は許せなくて、なりふりかまわず戦おうとするんだ。クソッタレの神々め。(P.129)

 あわー、身に覚えがある。文芸部だったことはないけれど身に覚えがありすぎます。ごめんなさいごめんなさい(土下座)。え、偉そうにならないように気をつけます…。