ロバート・ウェストール 金原瑞人訳 『かかし』 徳間書店

かかし

かかし

 感想を書きそびれていた先月の読了本。湯本香樹実さんの『夏の庭』の中で、主人公が「怖くておもしろい本」と言っていた『かかし』という本はたぶんこれのことだと思うのだけれど……わたしは、ちっとも怖いともおもしろいとも思わないまま読み終えてしまって。なんだか、作品のよさをちっとも汲み取れないまま読了してしまったようで、さみしいというか悲しいです……。