本にまつわるいくつかの出来事

 とある本屋さんの誤字がとっても気になる。「島本理生」が「島本理緒」にだし「豊島ミホ」が「豊島ミネ」だし*1。「理緒」はなあ……まだ、誤変換かな、って気がするけれど(それでもやっぱりちゃんと確認してほしいけれど)、「ミネ」って。一字違うだけだけで、すごく「おばあちゃん」な感じの名前になるなあ……。

 学校帰りの電車の中で、サラリーマン風の男性(推定50代)が読んでいたカバーのかかった文庫本の中の、「大きな引き出し」という文字がふと目に入りました。わあ恩田陸だー、『光の帝国』だー。その本わたし大好きなんですー、と心の中で言いました。

 そういえば夏休み、帰省するために乗った飛行機の中で、隣の席に座っていたスーツ姿の男性(推定30代)が読んでいた文庫本は『太陽の塔』(森見登美彦新潮文庫)だったなあ。そ、それおもしろいですよね……と話しかけたい衝動に駆られてしまった(実行できなかったけれど)。

*1:手書きPOPとかじゃなくて、なんて言えばいいのかな、棚にある作家名別の見出しというか仕切りというか