2007-01-01から1年間の記事一覧

ホラーだと思った

過去の日記(大学ノートに手書きでたまに書いてた方)をパラパラめくってみた。直視する勇気はなかった。だいたい負の感情に駆られてる時に書くことが多いからいろいろひどいのだ。 どうしたいのかわからなくて、考えてること言ってることやってることがちぐは…

岡田淳 『ふしぎな木の実の料理法』 理論社

ふしぎな木の実の料理法 (こそあどの森の物語 1)作者: 岡田淳出版社/メーカー: 理論社発売日: 1994/12/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (20件) を見る こそあどの森の物語、第一作目。寒い季節に読むのがぴったりなお話でし…

今日のできごと

勤労感謝の日だけれど、用事があったので学校へ。人の少ない時の学校の雰囲気、好き。 小学校も中学校も……高校もそうだったなあ。自分以外にあんまり人がいない状態の「学校」って空間が、なあんか好きだった。静まり返った廊下を意味なく歩いてみたりして。…

那須正幹 『ご家庭でできる手軽な殺人』 偕成社

ご家庭でできる手軽な殺人 (偕成社ミステリークラブ)作者: 那須正幹出版社/メーカー: 偕成社発売日: 1997/09メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (5件) を見る ミステリ好きの少年も出てくるのだけれど、ほんの脇役で、そういうことに全然興…

森見登美彦 『四畳半神話大系』 太田出版

四畳半神話大系作者: 森見登美彦出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2004/12メディア: 単行本購入: 17人 クリック: 1,270回この商品を含むブログ (323件) を見る 気分転換のために勉学に励もうとした。しかし教科書に向かっているうちに、この不毛に過ぎた二…

緊張緊張

なぜかわたしは学生会の書記をしていて、次の書記を決めるべく1年生の候補者さん一人ひとりと面接しなくてはならないのだけれど、日時を決めるために候補者さんたちにメールするだけで妙に緊張するのでした。 なんで事務的内容メールを送るだけでこんなに心…

今日の出来事

故障中(通話中の相手の声がまったく聞こえなくなってしまった)だったケータイが戻ってきました。修理が無償ですんでよかったです。

恩田陸 『三月は深き紅の淵を』 講談社文庫

三月は深き紅の淵を (講談社文庫)作者: 恩田陸出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/07/13メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 91回この商品を含むブログ (238件) を見る 人間が一生に読める本は微々たるものだし、そのことは本屋に行けばよーく判るでしょう…

今日の読書

『ナイン・ストーリーズ』(サリンジャー・野崎孝訳・新潮文庫)を読み終わり、『四畳半神話大系』(森見登美彦・太田出版)を読んでいる途中。

可愛い女の子は大好きです☆(と言ってみる)

本館(http://cloud.raindrop.jp)のお気に入り動画ページに、アイマスMADカテゴリがあったのがびっくりした、という反応がありました。そ、そんなに意外だったのでしょーか;; 最初に観たのどれだったかな〜、たぶん十二国記の曲使ってあるのを見つけたの…

松村栄子

今まで読んだ松村栄子作品は、『僕はかぐや姫』『至高聖所』『生誕』『紫の砂漠』。一冊読むたび好き度が増していっているのでした。未読の作品がまだまだあるのが嬉しい。早く全部読んでしまいたいような、もったいなくてとっておきたいような。

石井睦美 『五月のはじめ、日曜日の朝』 岩崎書店(絵・南塚直子)

五月のはじめ、日曜日の朝 (現代の創作児童文学)作者: 石井睦美,南塚直子出版社/メーカー: 岩崎書店発売日: 1989/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る 収録作品 五月のはじめ、日曜日の朝(1986年度はないちもんめ童話大賞受賞作) おじょ…

誕生日なのでした

未成年じゃなくなりました。 中学生の頃、ちゃんとした大人になりたいと強く願っていました。当時わたしは何年も同じクラスにいる子にも自分からは声をかけられず、外に出て人に会うのがやたら怖くて学校以外の場所に一人で行けず、そんな自分が高校生になる…

『むかしのはなし』(三浦しをん・幻冬舎)収録「ディスタンス」感想

むかしのはなし作者: 三浦しをん出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2005/02/25メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 65回この商品を含むブログ (141件) を見る 主人公は十六歳の「あたし」。彼女が、心療内科の先生にあてて書いた手紙、という形式で語られる物…

気にしてもしょうがないけれど

http://d.hatena.ne.jp/seo19114/20071116 小学生の時の服って今でも着られますよね話。 小学校高学年の時着てた服、わたしも未だに着られるなあ……スカートはともかく、シャツワンピのボタンがちゃんと留められる(余裕あり)という事実には少々微妙な気分に…

子ども文学研究会

ども研で、先週、次の部長とか会計とかを決めまして。わたしは、来年度の部誌(毎年学園祭で販売している)担当という役職(?)につくことになりました。 今年は全然学園祭の宣伝とかしなかったのだけれど、来年は「よかったら部誌をぱらりらしに*1来てくだ…

女の子らしい、と言われること

顔とか雰囲気が女の子らしい、と言われることが時々ある。 それはほんとに嬉しいことなのだけれど、一方で、なんていうんだろう……申し訳なさ?みたいなものを感じることがある。外見は「女の子らしい」のかもしれないけれど、「女の子」に期待されることが多…

忘れかけてた

先週「もうすぐ誕生日でしょ」と言われてびっくりした…… そういえばそうでした。言われるまで忘れかけてた……忘れかけてた、は大げさか。意識していなかった、というか 本人がそんなんなのに、覚えてくれている人がいるというのは嬉しいですね。

石井睦美 『群青の空に薄荷の匂い 焼菓子の後に』 ピュアフル文庫

群青の空に薄荷の匂い―焼菓子の後に (ピュアフル文庫)作者: 石井睦美出版社/メーカー: ジャイブ発売日: 2007/11メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (15件) を見る 読むのがもったいなかったのだけれど、やっぱり我慢できなくて読んでしまった…

授業:基礎演習B

はっ……発表終わった……ぐだぐだにもほどがあるけれどとりあえず終わった……。反省点がありすぎてしょんぼり。担当だったのはこの本。ミルクウィード―天使の羽根のように作者: ジェリースピネッリ,Jerry Spinelli,千葉茂樹出版社/メーカー: 理論社発売日: 2004/…

授業:イギリス児童文学入門

「イギリス」「児童文学」と授業名にはあるものの、そのへんに限らずいろんな作品が取り上げられるこの授業。今、物語の中の「空間」とか「場所」とか「建物」について語られているのです。「推理小説だと館ものというのがあって」「へんな家とかが舞台にな…

一言メモ

ジェリー・スピネッリはいいなあ、と改めて思った。2冊しか読んでいないけれど。邦訳されている他の作品も読みたいけれど……『スターガール』も『ミルクウィード』も、言語化したくてもできない感情がふつふつとわきあがってきてもどかしくなったから、次々と…

今日のできごと その2 本の交換会

読み聞かせ活動終了後、せおちゃん(id:seo19114)と待ち合わせして、一緒に乙一ファンつながりのメンバー(黒子さん・わいえすさん・さつきいちごさん)での本の交換会に参加。 迷いかけてしまって、結局迎えに来ていただいて合流したり……すみません。いつ…

今日のできごと その1 読み聞かせ

雨の降る中、サークル活動に参加してきました。公立図書館での読み聞かせです。 ラスカルと二人、迷うかもしれないからと早めに行ったのですが、先輩が事前にメールで詳しく道順を説明してくださっていたおかげで早めに到着しました。 協力してくださった図…

授業:児童文学の読み方

槇本楠郎 『原つぱの子供会』 殺さねばならない毛虫=資本家という比喩 プロレタリア児童文学 『メーデーごつこ』『赤い旗』 時代は作者の半身

授業:日本児童文学講義・近現代

「となりのトトロ」について(先生の話メモ) 長編なのに、幼児でも最後まで飽きずに観ることができる 母親不在なのは何故? 物語の中で母親が入院していなかったとしたら、何が失われてしまうのか サツキに家事を担わせることで、母性はよけいに強調される?

本筋に関わらないことにばかり言及しているよ

半身 (創元推理文庫)作者: サラウォーターズ,Sarah Waters,中村有希出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2003/05/24メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 38回この商品を含むブログ (130件) を見る「嫁き遅れの姉娘」って言葉がぐさっと刺さった。妹のいる姉と…

今日の会話

「当分はこのネタでいじります」 「あ、わたしいじられてたんだ…」 「まじめにとってたんですか」 「いやそうじゃないですけど」 こんな会話を今日しました。 いや……そのネタをネタとしてとらえてなかったわけでなく、なんか「いじる」って言葉を面と向かっ…

授業:ネオ・ファンタジー

ゲド戦記 [DVD]出版社/メーカー: ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント発売日: 2007/07/04メディア: DVD購入: 3人 クリック: 112回この商品を含むブログ (233件) を見る 前回と今回に分けて、ジブリ版「ゲド戦記」を全部観ました。 事前に悪評*1を耳にし…

江國香織 『いくつもの週末』 集英社文庫

いくつもの週末 (集英社文庫)作者: 江國香織出版社/メーカー: 集英社発売日: 2001/05/18メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 21回この商品を含むブログ (66件) を見る 子供のころからテンポがのろく、ひとをたすけるよりは圧倒的にひとにたすけられてきた。で…